暖かい秘密は〇〇！パタゴニアのフリース『クラシック レトロ X』
今回は毎年争奪になる人気のフリースジャケット
パタゴニアのフリース『クラシック レトロ X』の
暖かさの秘密を解説しようと思います。
暖かい秘密は〇〇！
フリース素材ってそもそも暖かい素材ですと以前の記事で更新しましたが
このパタゴニアの『クラシック レトロ X』はフリースだからだけではなく
他にも秘密が2つあるんです。
・表側生地は6mm厚シェルパ・フリース
6mm厚の起毛があるフリース素材を使っています。
起毛がしっかり立ち上がっていることで暖かい空気を
含みやすくなっており冷たい外気から
守ってくれるわけですね。
・内側の素材に秘密あり、防風性バリヤー
表側で6mm厚のフリースを使われていて
そもそも暖かい空気を逃がしにくいのですが秘密はさらに内側にありました。
内側に吸湿発散性と通気性に優れたワープニット・メッシュ、その間に防風性バリヤーをはさんだ素材
Patagonia公式サイトより引用
外側から順に6mm厚フリース素材生地、防風性バリヤー、
そしてワープニット・メッシュの順で並んでいるんですね。
体に一番近い生地に通気性、吸湿発散性に優れた素材を
持ってきていることで外からの冷たい空気から守りつつも
不快なジメッとした感じにもなりにくいんです。
さすがとしか言えないような作りですね。
ちなみに、真冬の着用でも中にはシャツと薄手のセーターだけ
着てれば問題ないくらい暖かいです。
むしろ着込むと少し暑いかな、くらいの暖かさです。
まとめ
前回の記事では米軍もののフリースを紹介いたしました。
軍物、つまり戦争の際に使われていたもので
少しの違和感から命の危険にさらされるような場面で
使われていたフリースでしたが今回紹介している
クラシック レトロ Xはご存知の通りパタゴニアから販売されているわけです。
ルーツを追っていくとパタゴニアはスポーツブランドなので
前回紹介した米軍フリースのECWCSとは
着用想定状況は違うのは当然です。
しかし、着用想定状況は違えど機能を純粋に追って
物作りすると、長い期間愛され続ける名品が
出来上がるんだと思います。
今回はなぜ暖かいのか、クラシック レトロ Xの
素材の特徴について書かせていただきました。
改めて、写真を撮って記事を書きながら
レトロXの良さを再確認できたような気がします。
早く季節が深まらないかなと思いました（笑）
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